断薬成功の秘訣大

2年以上にわたる断薬を実行して成功させた私が、振り返ってみてベンゾジアゼピン系抗不安薬の断薬に成功した秘訣を考えてみました。

*これまでに飲んだ薬・・・デパス、ソラナックス、メイラックス、他レンドルミン(睡眠薬)

断薬成功の秘訣

日記をつける事

何といっても断薬に役立つのはこの日記ではないかと思っています。私はネットで読んだ他の方の体験談の中で一番離脱症状が長かった3年間というものを自分が断薬成功するまでの最長期間の目途として考え3年日記を購入して書きつづけました。既に断薬開始から3年以上経過していますので、この日記は書き終えているわけですが、この日記を読み返す事で頑張る事が出来たと感じています。私の場合、ほぼ誰も相談する相手がいなかった(しても理解してもらえなかった)ために孤独な戦いではありましたが、そんな中で日記の存在は物凄く大きかったと思います。私が購入した日記は「断薬中に役立った商品」で紹介していますが1日分のスペースが結構ありまして、体調が悪い中でそれを埋めるのがきつかったのを今でも覚えています。それでも完璧にとはいかないまでも出来る限りその日に起こった事や体調の変化等、覚えている事は書いておきました。とはいえ、ほぼ一日こもりきりの日も結構ありましたので、そういう日は何も書けませんでしたが、それこそ1年後にそういうのを確認する事で自分の体調は確実に良くなっている事を確認できました。日記はとにかくお勧めです。

断薬成功者の経験談をどこまで信じられるか?

私自身は実はあまり他の方の経験談を読んでいません。理由は体系的に長期にわたって書かれた体験談を見つける事ができなかったためです(あるかもしれませんが見つけられませんでした)。それでも単発的に読んだ断薬経験者の日記などは私にとってとても心強いものでした。自分自身がかつて経験した事のないような未知の症状と出会っても、検索する事で似たような経験をした方が見つかる事があります。その方の「どれくらいの期間で治った」などの言葉を見つける事で続けられたのだと思います。

私の経験では「それまでに体験した事がない症状は基本的にほぼ全て離脱症状」だと考えています。そして、結果としてそれらの不快な症状はほぼ全てでなくなっているか気にならないレベルまで軽減されています。少なくとも未経験の方ではなく経験者の言葉を信じる方が良いでしょう。

医師は断薬に関しての知識がないと考える

心療内科の医師を悪く言うつもりはありませんが、多くの医師は断薬に関して否定的であるというのが私の実感です。離脱症状を伝えても「そういうのは今までほとんど聞いた事がない」という方ばかりです。ネット上にはいくらでも断薬で苦しんでいる方がいるのにも関わらず、それでも聞いた事がないと言うのは不勉強なだけだと考えています。そのため、減薬や断薬に非協力的な医師の元では断薬は難しいと考えた方が良いでしょう。医師の指導の元で断薬を行う場合には、離脱症状をきちんと理解しているかを確認すると良いでしょう。

収入の手段がある事

断薬をすると収入面で難しいと感じる事がよくあります。実際に断薬により体調不良になり休職をする方もいるわけですが、何らかの収入の手段があるかどうかというのは心理的な面でとても重要なポイントとなります。私は個人事業主ではあるものの、ストレス耐性の低下から複数のクライアントとの契約を自分から切る事になりました。そのため、生活はかなり苦しくなりましたが、それでも少しは収入の手段があったために何とか最後まで頑張れたと思っています。

減薬をきちんとした事

断薬は通常減薬期間を通して行うものですが、私は一度目の断薬では結構なめていまして減薬をほとんどやらずに気合いで断薬しようと思っていました。その結果13日でリタイアしたわけですが、二度目の断薬では4か月かけて減薬をしました。しかし、それでもこのサイトの日記にあるように地獄のような状態だったわけです。減薬期間は長すぎて困る事はありません。減薬そのものの期間も身体に入った薬を減らしていくのに役立つわけですので、もっと長くでも良いくらいだと思っています。とにかくゆっくり少しずつ抜いていく事を実践しましょう。

離脱症状はすぐに終わると楽観視しない事

断薬そのもので離脱症状が必ずしも出るわけではないですが、離脱症状から抜けるまでの期間の見積もりが甘いとかえって精神のバランスを崩します。こんなに長いのは他の病気ではないだろうか?という考えは常に浮かぶでしょう(たいていは精密検査をしても何も出てきません)。私はサイトで探した体験者の中で最も長かった3年を最長として考えていました。3年間我慢する事で治ると考えたわけです。それもあり、1年経過後に多数の離脱症状に悩まされても、もう少しで終わると信じられるようになっていました。どれくらいで軽くなるかは人によりますが、長く見積もっておいて損はないと思います。

辛い離脱症状が次の日もあるとは限らないと理解する事

私の経験ではありますが、物凄く離脱症状が辛いと断薬を諦めそうになるのですが、実際のところ、次の日も同じくらいのきつさであるケースと言うのは言う程多くはありません。つまり、その日一日我慢すれば、次の日は比較的楽な事もあるのです。そのため、断薬を継続するかやめるかを悩んだ場合には、まずは3日は待ってみて下さい。また、断薬をやめると次の断薬はさらに勇気が必要になる事も忘れないで下さい。

だいたいの不快な症状は楽になるという事を信じる事

絶対とは言えないものの経験即としてはだいたいの不快な症状は軽減されます。私などは途中で髪が薄くなり、まさに頭がはげっぽくなった時期がありました。その時はもう悩んでしまい、それこそ自分から坊主にしようと思った事も何度もありました。しかし、今では毛髪はふさふさに戻っています。つまり、そう言う事も断薬中の症状の一つとしてあるのです(実際には離脱症状によりストレスが大きくなり薄くなったのかなと考えています)。

ソフト断薬を許せた事

私が断薬を成功させた最も大きな理由はこれにあると思っています。それまでの自分は一度薬を飲んだら断薬終了という考えで凝り固まっていました。しかし、途中で「本当に辛い時に少量だけ短時間型のソラナックスを飲むのはダメなのだろうか?」と考え、どうしても離脱症状がきつい時だけ頓服的に飲むようになりました。これを私はソフト断薬と呼んでいるのですが(自分で命名)、断薬を基本路線としやめたくなるくらい辛い時には少しだけ飲む事でその後全く飲まないでもいられるようになりました。結果として抗不安薬の完全断薬を成功させたのです。

断薬日記で頑張る宣言を出す事

こちらは文字にして記録する事で自分を励ますという手段です。どこにも記録せずに断薬を行うより、公の場で自分に気合いを入れる文章を書き込むとやる気につながるものです。公開記事「断薬日記のご感想、応援メッセージを募集しています!」におきましては当断薬日記の感想をコメントにて募集しておりますが、自分自身(貴方自身)への励ましメッセージも同じく募集しています(2018年5月4日から)。是非、書き込む事で気持ち新たに頑張ってください!

自分は出来ると信じる事

最後はこれにつきます。自分を信じるだけです。私が離脱症状がほぼ抜けて健康体になってきたと実感したのは「スキップしたくなる日があった」というおかしな気分の時でした。断薬中であれば分かると思いますが、間違えてもこういう気持ちにはなりません。この時に健康の有難さを強く感じたものです。断薬は物凄く辛い時もありますし、正直その期間については自分は「人生の無駄な時間」と位置付けています。しかし、それを超えて普通の生活が出来るようになるとそれまでにはない健康への有難みを感じる事になります。普通の事が出来るという事のすばらしさを感じるために、自分を信じ続けて下さい。

おまけ:このサイトの私の日記を全部読む方

今までの経験上、全記事読んでいる方は成功率高いです。私の葛藤なども含めて読み続けると頑張れる気がしてくるはずです。当サイトの読み方は「断薬日記の歩き方」をご確認下さい。

<NEWS>

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以上、ご参考までに。