本ページでは日本の法律における向精神薬の一覧をご紹介しています。向精神薬とは中枢神経系(つまり脳です)に作用し生物の精神活動に何らかの影響を与える薬物の総称です。麻薬及び向精神薬取締法にて指定されている薬品を紹介しています。
詳しくはWikipediaの「向精神薬」をご覧ください。下記の表はWikipediaより抜粋して表を作り直しております。
日本の法律における向精神薬の一覧
*下記( )内は商品名。
第一種向精神薬 |
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ジペプロール |
セコバルビタール(アイオナール) |
フェネチリン |
フェンメトラジン |
メクロカロン |
メタカロン |
メチルフェニデート(リタリン、コンサータ) |
モダフィニル(モディオダール) |
第二種向精神薬 |
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アモバルビタール(イソミタール) |
グルテチミド |
シクロバルビタール |
トレオ-2-アミノ-1-フェニルプロパン-1-オール |
フルニトラゼパム(サイレース、ロヒプノール) |
ブタルビタール |
ブプレノルフィン(レペタン、ノルスパン) |
ペンタゾシン(ソセゴン、ペンタジン) |
ペントバルビタール(ラボナ、ネンブタール) |
第三種向精神薬 (第一種・第二種以外の向精神薬) |
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アルプラゾラム(ソラナックス、コンスタン) |
エスタゾラム(ユーロジン) |
エチゾラム(デパス) |
オキサゾラム(セレナール) |
クアゼパム(ドラール、ベノシール、ダルメート) |
クロキサゾラム(セパゾン) |
クロチアゼパム(リーゼ) |
クロナゼパム(リボトリール、ランドセン) |
クロバザム(マイスタン) |
クロルジアゼポキシド(コントール、バランス) |
ジアゼパム(セルシン、ホリゾン、ダイアップ、ソナコン) |
トリアゾラム(ハルシオン) |
ニトラゼパム(ベンザリン、ネルボン) |
ニメタゼパム(エリミン) |
ブロチゾラム(レンドルミン) |
ブロマゼパム(レキソタン、セニラン) |
ミダゾラム(ドルミカム) |
メタゼパム(レスミット) |
ロラゼパム(ワイパックス) |
ゾピクロン(アモバン) |
ゾルピデム(マイスリー) |
抗不安薬の強さや作用時間、半減期について
抗不安薬はそれぞれ強さ(効き目)や作用時間(どれくらいの時間効くか)などがあります。これにつきましては当サイトでまとめても良かったのですが、Wikipediaのベンゾジアゼピンの一覧をご覧ください。
誤解がある方もいると思いますので書きますと、実は単純に強さだけの比較はできないかなと考えています。抗不安薬には「抗不安作用」「催眠作用」「筋弛緩作用」「抗痙攣作用」などがあり、薬によってどれに効きやすく、どれにはそれほど効果がないなどがあります。そのため単純に力価での比較と実際に飲んだ時の効き目は人によって異なるはずです。また飲んでいる錠剤の分量でも変わってきます。
ここからは経験則での意見となりますが、効き目が強い薬は投薬後の効果は物凄く分かりやすいのですが、その反面、効果時間が切れた時の反動がきついというのがあります。私はデパスを最初長らく飲んでいましたが、効果時間が6時間と短いデパスをまさに6時間ごとに飲まないといられない身体になってしまいました。そのため、病院を変えて私の断薬したいという希望を伝えた上でメイラックスへと薬を変える事になったのです(デパスを処方していた医師は断薬希望に対して聞く耳を持たず、また幾度もの薬変更のお願いも全く聞いてくれませんでした)。
メイラックスの効果はデパスよりも弱いため、デパスからの変更初期は効いている感は薄かったのですが、作用時間が物凄く長いため(60~200時間)、毎日1錠飲むとその効果が重なるようになります。そのため、毎日飲む事で体内にはそこそこ常に残っている事となりました。
とはいえ、当サイトの断薬はこのメイラックスについて書いているわけですが、私の場合断薬となると極めて辛い症状が物凄い勢いで襲ってきたというわけです。リーゼなどの抗不安作用が比較的弱いものを飲んでいたらどうなっていたかは分かりませんが、中程度の作用の薬でも断薬は簡単ではないと感じました。