抗不安薬に依存するってどんな状態?

今回は断薬中の方というよりもベンゾジアゼピン系抗不安薬をまだ飲んでいない、あるいはほとんど飲んでいない方に対しての予備知識としての記事です。なお、他の記事も含めましてあくまで個人的な経験による所感ですのでその点はご了承下さい。

ベンゾジアゼピン系抗不安薬と出会う前の私の薬との向き合い方

私自身、薬に依存するという感覚はデパスを飲むまでは想像をした事もありませんでした。それまでの私はと言えば、市販されている薬は決められた容量を守っていればある程度自由に飲んでもOKみたいな感覚だったわけです(今考えると馬鹿ですねw)。

そのため風邪薬を延々毎日3回飲んでいた時期もありました(後から花粉症だと分かり、全く効かなかった理由に気づきましたが・・・)。

そんな飲み方をしていても、その薬を飲むのをやめたからと言って体調がおかしくなるとか、何かを欲するという事はありませんでした。私の中ではそういう意味では医師から処方される薬や市版されている薬には一切の疑いを持ったこともありませんでした。

デパスとの出会いで薬との付き合い方を考える事に

そんな「何を飲んでも指定通りに飲んでいれば問題なし」という私の考えを打ち砕いたのがデパスとの出会いでした。

はじめて飲んだ時は「こんなに気持ちが楽になる薬があるのか」と感動した事を今でも覚えていますが、それが地獄の始まりだとは全く思いもよりませんでした。一時期の私はと言えばデパスを「神の薬」と考えるくらい信頼していたのです。

しかし、デパスを持っていくのを忘れて外出した時にこの薬の怖さを知りました。デパスを飲んでいる方なら誰もが経験した事があるであろう薬の切れ目です。

それまで毎日3回きちんと飲んでいた私にとって、途切れる時の苦しさをそれほど意識する事もなかったわけですが、いざ、持って出るのを忘れた時に体自身がどうにかなってしまいそうな、言葉にできない状態である事に気づきました。

その時に頭に浮かんだイメージは「漫画などによくある麻薬中毒の方のシーン」です。まさに禁断症状とはこの事だと思うくらいに体がデパスを欲していたのです。

その時に私は「こんな薬を飲んでいたらいつまでもやめられない」と真剣に考えるようになりました。それが私が断薬を決心する最初の出来事だったと思います。

効き目が強いものはそれだけぶり返しもでかい

経験上はやはり薬効が強い薬ほど切れた時の反動が大きいと考えています。特に短時間型で薬効が強いものは一度はまるとやめにくいと思います。

ちなみに短時間型のベンゾジアゼピン系抗不安薬と言えば下記にあたるものが代表的です。

  • デパス
  • リーゼ

これらは半減期が6時間前後とすぐに効くものの切れるのもはやいわけです。

それより長い中間型は下記のようなものがあります。

  • ワイパックス
  • ソラナックス
  • レキソタン

これらは半減期が12時間前後と言われています。ちなみに私が最後に飲んでいたメイラックスは超長時間型というもので半減期が100時間以上です。

現在の私は頓服としてソラナックスを持ってはいますが、本当にたまにしか飲まないため飲んだ後の反動はほぼ皆無です。普通に薬とうまく付き合えている状態と言えます(というほど飲んでいませんけど)。

ちなみに半減期と強さはまた別の話です。短時間型のデパスは強いですが、リーゼは弱いです。つまり、依存が起きやすいのはデパスの方であると私は認識しています。切れ目がより分かりやすいからです。私が今頓服で飲んでいるソラナックスは中程度の強さです。

とはいえ、いずれの薬もやはり長く飲んでいれば依存してしまう可能性は十分ありますのでその点は意識した方が良いとは思います。

今回の記事はこれから飲むかもしれない、あるいははじめて処方された方の参考として紹介しました。

飲むのは否定しませんが、頓服がいいのではないかな~というのが私の今の気持ちです。精神面の状態が悪くないのに律儀に毎日3回とか飲む必要はないというのが個人的見解です。とはいえ、この飲み方にされて何かあっても私は一切責任は取れませんので自己責任でお願いします。