会社勤めの人は減薬期間を中心に断薬をする方が良い

個人的に断薬はその方の置かれている立場によって大きく成功率が変わってくると考えています。自宅にいる事が長い、あるいは自宅からそれほど出なくても問題のない方は断薬しやすく(というよりも選択肢がいろいろある・・・ですかね)、会社員の方は制限された状況の中でやらざるを得ないため難易度が高いと考えています。

会社員はあまり休めないという現実

断薬で最も怖いのは言うまでもなく離脱症状です。これが出なければ誰でも簡単にできる事なわけですが、人によってその発症度合いが異なるからこそ慎重にならざるを得ないと言えます。

私自身の経験で言えば、もし私が会社員で毎日会社に行く時に私が経験した離脱症状が起こったらと考えると想像しただけで恐ろしくなります。いや、おそらく会社をやめていたか、断薬をやめていたかのいずれかを選んでいた事でしょう。それくらい仕事をするには無理がある状態でした。

そのため、当サイトでは私の意見としては会社勤めで日々出勤をしなくてはいけない方については断薬はあまり向いていないと記載しています。もちろん離脱症状が出た場合という事にはなりますが出るかどうかわからないため向いていないと考えています。

会社員が断薬をするなら

会社員の方からもし今「断薬をするためのアドバイスをお願いします」と言ってきたとしたら間違いなくこう言うでしょう。

「とにかく断薬よりも減薬がメインだと考えて下さい」

この言葉の通り、急いで薬をやめるのではなく、減薬期間を中心とした断薬を実行する事を強く勧めます。実際にはそれ以外の方にも同じ事を今なら言いますが、会社員の場合には「必」という文字がつくくらい強く言うと思います。

期間を聞かれたら期間設定はしないように伝えますし、どれくらいのペースでと言われたら、とにかく水溶液減薬で物凄く細かく進めるように伝えます。それこそ2・3か年計画でも良いくらいだとは思いますが、断薬の牛歩戦術と言ってもいいくらいのレベルでゆっくり進める事を推奨するでしょう。

ここまで慎重になる理由は明白です。

会社員は休めないというのが前提にあるためです。そのためには減薬による離脱症状も基本的にはほぼ出ないようにするのがベストなわけです。となると、一つ前の減薬(量の)段階との服用量の差が本当に僅かで分かりにくいくらいがちょうどよいと思っています。

それくらい細かく減薬を進めていけば、会社勤めをしながらでも最終的に断薬する事は可能であると思います。

断薬だけは楽天的な予想は避けるべき

2回の断薬経験で思うのは、断薬だけは楽天的な予想は避けるべきだと言う事です。つまり「なんだかんだ離脱症状とかでないのでは?」などという天国のような予想をしてはいけないという事です。

もちろん離脱症状が出る人と出ない人がいるのは間違いありませんが、出る前提で意識しておいた方がどういう状況になっても前に進む事が出来るはずです。

離脱症状が出なかったらそれはそれでラッキーなわけですから、出る前提で慎重に進める事を強くお勧め致します。

正直、私が経験したような数多くの地獄のような苦しみは皆さんには経験して頂きたくありません。あれは人が耐えるには辛すぎる試練です。断薬を終えた今でも「よく耐えられたものだ」と自分に対し尊敬の念もあるくらいです。

会社という組織で働く場合には、周囲に迷惑をかける事は避けなくてはいけません。そのためにも減薬期間をながーーーーーーーーーーーーーーーーーーく取る事をお勧め致します。