断薬期間は減薬期間と完全断薬期間の累計で考える

断薬が終了してからここ最近実感として思う事があります。それは断薬期間の捉え方についての事です。この考え方をきちんと理解していると断薬の方法も変わってくるはずです。

断薬は完全断薬期間だけで考えるものではない

最初にお断りしておきますが、私はこの考えではなかったのである意味苦労したのだと今なら断言できます。このサイトのタイトルがそもそも「断薬日記~2年間の詳細記録」というものですが、この期間には意識としては減薬期間は入れていません。つまり完全断薬期間を主軸に私自身考えていたのです。この事が多数の離脱症状が出る事になった原因であるとさえ最近は感じています。

今現在、これを読まれている貴方がどの段階かは分かりませんが、もし今から減薬を始めるというのであれば、その減薬期間も間違いなく断薬期間の重要な一部であると認識して下さい。

その理由を以下に書かせて頂きます。

減薬期間を断薬と考える事での意識の変化

当サイトには「一気断薬」の事を調べる方が多数訪れます。それこそ毎日多数アクセスがあるのですが、おそらくそれらの方は一気に今飲んでいる薬をやめたいと考えているのだと思います。

要は「一気断薬したけど、問題なくできたよ!」という体験談を探しているのだと思います。しかし、断薬中の方であればこの考えが途方もなくリスクのある考えである事はすぐにわかると思います。

一気断薬には百害あって一利なしであると言えます。それこそ博打ではないのですから、わざわざきつい離脱症状の可能性を高める事はないでしょう。断薬前であれば離脱症状が本格的に襲ってきた時の辛さが分からないと思いますが、一言で言えば「地獄」です。それは間違いなく貴方が今までの人生で経験した事がないくらいの苦痛である可能性もあるわけです。

一気断薬を希望するのはそもそも「減薬」は断薬ではないという意識があるからに他なりません。しかし、断薬を終えた今の私は皆さん以上に減薬の重要性をひしひしと感じています。

減薬をきちんと時間をかけて行う事で断薬成功までの期間が短くなる可能性はかなり高くなりますし、そもそもゆっくりと時間をかけて減薬を行えば、減薬~断薬期間に出てくる離脱症状も軽くなる可能性も高まります。

もちろんこれは100%そうであるとは言えないところがこのベンゾジアゼピン系抗不安薬の厄介な所ではありますが、少なくとも一気断薬をする事に比べればはるかにそのリスクは低いわけです。

累計期間ではやく終われば良い

減薬期間というのは抗不安薬を飲んでいる期間ですので気持ちの中では断薬をしていないと感じるのは理解できます。

しかし、「完全断薬」の期間よりも「減薬+完全断薬期間」の方が短くなれば、その方が良い事だと思いませんか?

断薬をどこで終了と考えるかは人によりますが、一般的には離脱症状がほぼ出なくなった時でしょう。そうなると、場合によっては減薬期間の後半では既にその状態になっている可能性さえあるのです。

確かに薬を体内に入れる期間はすぐに完全断薬期間に移行するよりも長くなりますが、結果として苦しむ期間が短くなる可能性があるわけですから、それを選択しない理由はないと今は考えています。

断薬の成功は大雑把に言えば離脱症状に耐えられるかどうかなわけです。となれば、本来の断薬はなるべくきつい離脱症状が出にくくなるように計画するのがベターでしょう。つまり、ゆっくりと時間をかけた減薬こそが貴方の断薬成功への近道であると私は考えます。

焦る気持ちは分かりますが、成功確率を少しでも上げるべく無理な断薬スケジュールだけは組まないようにしましょう。