断薬中の即断即決だけは避ける

断薬中に絶対に避けるべき事と経験的に考えているのが「即断即決」です。

なぜ断薬中の即断即決がいけないのかについて書きたいと思います。

断薬中は判断力がかなり鈍っている

結論をタイトルに書いてしまいましたが、断薬中は著しく判断力が鈍ってしまいます。理解力なども下がってきますし、とにかく即断する材料があまりなくても即座に結果を出そうとしてしまいがちです。ここで言う「著しく鈍る」というのは断薬前の方が想像つくレベルとは比較にならないくらい鈍るとお考え下さい。もはや正常な判断のできるレベルではないという事です。

即断即決をしやすい理由としてストレス耐性の低下が挙げられます。断薬中に出てくる離脱症状の一つとしてストレス低下がありますが、これは想像以上に下がるもので、それこそ箸が落ちてもイラッと来るくらいになります(もちろん大げさには書いていますがw)。第三者の言葉も素直に聞けなくなるというか、とにかく生活を取り巻くありとあらゆるものがストレスに変わります。

そうなると、ストレスの元凶となるものを少しでもはやくとり除きたいという意識が働き結果として即断即決をしてしまう事になります。

しかし、経験上、その即断即決は後で後悔する事も多くあり、現在断薬中の皆さんには是非意識をして気を付けて頂きたいと考えています。覆水盆に返らずという言葉がありますが、一度判断をしてしまうと元に戻せない事も珍しくないため即断即決は「しない」ようにした方が良いと考えています。

即断即決事例

私自身が経験したものとして大きな即断即決は以下の通りです。

  • 友達との関係を切ってしまう
  • 仕事上のお客様を切ってしまう

この二つがとにかく大きいものだと認識しています。心配してくれているのは分かりますが、なかなか理解してもらえない友達などについ強くあたってしまい関係が壊れたり、仕事上のお客さんとのやりとりがストレスになるため契約を終了させるなどです。

「ストレスになるくらいならいらない!」

という言葉がこの状態を良く表していると思います。

この二つは断薬成功後にも人生に与える影響が結構大きいため、できればどんなにストレスを感じてもその日思った事はすぐに口に出さずに我慢する練習をされると良いと思います。

何も考えずに「とにかく嫌だから」という感情のままにそれまで築いてきた関係を壊すのは一瞬でできますが、その修復には時間がかかったり、もうどうしようもなくなる事もざらです。

家族の場合にはそれこそ腐れ縁ではありませんが、何をしてもやはり家族ですので関係が終わる事はほとんどありませんが、友達や仕事関係などは壊れる時は即座ですので対応は気を付けて下さい。たいていの場合、「すぐに壊して良い関係」というものはそうはないものです。そして、そういうものをストレスに感じさせるのはまさに断薬しようとしている抗不安薬そのものと言えます。

イラっと来たらとりあえず寝る

即断即決を避ける対策としてはかなり原始的であるものの「寝る」のが最善だと思います。相手とのやりとりの最中にストレスを感じたら、「ちょっと具合が悪くなったのですみませんが休みます」と言ってその時の会話を切るなどして下さい。

ストレスのままに怒りをぶつけてしまう前にその場から逃げるようにして下さい。たいていの場合には、そこで貴方が怒っている理由はそれほど大したものではありません。断薬前なら笑って済ませられるものでも、断薬中は一瞬で怒りに変える事もあり得ますのでとにかく冷静になりましょう。

一度寝てしまえばその時のストレスはすぐにまた引いてきますので、次の時には0から仕切り直しをして下さい。少なくともストレスを感じやすく、また怒りやすくなっているのは断薬が原因ですので、それがために人生の大切なものまで失わないようにして下さい。

とはいえ、これを耐えるというのは簡単な事ではありませんので、だからこそここで意識してほしいと書いています。それくらい誰にでも起こり得る状況だと思っています。

私は既に手遅ればかりではありますが、そんな私だからこそ皆さんには即断即決によるミスを犯してほしくないと心から願っています。

友達や仕事などは手放すと簡単には戻らないものです。だからこそ、断薬のせいで失わないように気を付けて下さい。