離脱症状はぱっと治るのではなく気にならなくなるもの

この断薬日記にアクセスされる方の気持ちとして「離脱症状はいつまで続くのだろう」というものが物凄く多くあります。私自身も断薬中はこういう風に考えていましたが、断薬を終えた今はこのニュアンスで考えると正確にはちょっと違うと感じています。

離脱症状は気にならなくなるもの

離脱症状は残念ながら例えば一週間で治るというもののように明確に線引きできるものではありません。経験則として以下のように考えると良いと思います。

  • 他の断薬者と同じ症状でも継続期間、出る時期は変わる
  • 一度消えた離脱症状でも復活する事はよくある
  • 離脱症状が複数重なる事はよくある
  • 離脱症状は夜と朝ではそのきつさは結構変わる
  • 離脱症状の強さは日によってかなり変わる

既に断薬中の方であれば上記は読むまでもなくわかっていると思いますが、今から断薬を始めようと考えている場合には予備知識として上記の事は知っておいた方が断薬を成功しやすくなると考えています。

断薬を挫折する時というのは期待と絶望のギャップが大きい時だと考えています。例えばずっとしつこかった離脱症状がかなり軽減されて楽になったと安どした後に、またひどい状態にまでぶり返した時などです。

たいていの一般的な病気というのは悪化した後は徐々に治癒の方向に向かいます。その感覚で行くと離脱症状では痛い目にあうという事です。治癒するのかと思いきや元のレベルまで戻る事はざらですし、ひどい場合にはさらにきつくなる事もよくあります。

そのため、「この離脱症状はようやく終わったか」と思ってもそうではない事はざらです。

そして、そういう事を繰り返す事で(徐々に楽になる離脱症状ももちろんあります)いつの間にか気にならなくなっていくわけです。そのため、離脱症状がいつまで続くか?という線引きはなかなか難しく、気にならなくなった時が一つの終わりであろうと考えています。

いつ終わるかを気にするとうまくいきにくい

離脱症状というのは前述の通り、他の断薬者と同じ症状であっても出る時期も期間も違ったりします。そのため、私も含めた経験者の期間などをそのまま自分にあてはめてしまうと、結果として落胆してしまう事も珍しくありません。

そのため、私は自分が知る限りの最も長い期間を目標として断薬を続けてきました。短い成功者の1か月程度などを目標にした場合、それが年単位にまで延びたらおそらく挫折してしまうでしょう。

私の中では「離脱症状の期間に期待をしてはいけない」というように考えています。

あと少しで終わるだろうとか、短い期間での期待をするのは絶対に避けるべきでしょう。特に医師に相談している方の場合、かなり短く(それこそ半減期しか考えていないような)期間を設定してしまいがちです。

断薬経験者なら半減期と離脱症状の期間が全く関係ない事は分かるはずです。半減期通りならほとんどの方は1週間程度で断薬は終わるはずです。しかし、そうならないのはこのベンゾジアゼピン系抗不安薬の根深い部分だと思います。

いつ終わるのか・・・と悩むのではなく、とにかく「今日一日だけは耐えよう」と続けていってください。これこそが断薬成功への近道だと実感しています。

まあ、私はどちらかと言えば断薬期間で言えば悪い(=長い)事例なので、私のを目安にすると思うよりもはやく終わったと感じる方もいるかもしれませんが・・・。