私のデパスのやめ方

この断薬日記には「デパスの断薬」をしたくてアクセスする方も多いので少しだけ書いておきます。私自身、そもそも抗不安薬との出会いはデパスからなわけですが、最後はメイラックスでフィニッシュとなっています(頓服のソラナックスは除く)。そのデパスはどうやめたかについて書きたいと思います。

デパスはとにかく切れ目がきつかった

デパスについては普段飲んでいた時の切れ目時間がとにかくきつかったと感じています。

デパスは半減期が約6時間の短時間型に分類されるベンゾジアゼピン系抗不安薬ですが、ここからも分かる通り、効き目は高いものの、切れるのも早い薬です。そのため、薬の切れ目が明確に分かるため、その合間がとにかくきつく、外出時などもしデパスを持ってくるのを忘れた場合にはとんでもなくきつい状態になっていました。まさに禁断症状とはこの事だと思っています。

薬に生かされている感がものすごく強いのがこのデパスでありましたが、最初にかかった当時の診療内科の医師は人は良いものの、何度薬を減らしたいと言っても全くその希望を汲んでくれない方でした。

その結果、この医師では絶対にデパス地獄からは抜けられないと思い病院を変える事にしました。そもそも論で言えば、今思えばその医師のせいで薬漬けにされたなとは思っています。飲み始めた当初から私ははやめにやめたいと伝えていましたが、いつも言う事は「効いているならやめる必要はないじゃない?」という事でした。そう言われると「危険性はない」と(いい加減な情報を)言われていた私には言い返す言葉はなかったわけです。

その時にどこの病院に変えるかを決めるのに役立ったのがいきつけの薬局の方の話でした。私の状態を話したところ、別の病院が合うのではないかとある心療内科医院を紹介してくれました。

デパスとの決別

結論から言えば、その後はこのサイトにもあるようにメイラックスの断薬で苦労する事になるのですが、その新しい医師にはある意味感謝しています。それはデパスを問題なくやめられたからです。

デパスをやめたい旨を伝えたところ、私には超長時間型のメイラックスが良いのではと言われました。その言葉を聞き、デパスを即座にやめメイラックスに切りかえました。メイラックスは最初の方は効き目はデパスに比べて弱いわけですが、長い効果時間のため(半減期は122時間!=約5日間)毎日飲むことで少しずつ効果が重なり自然な効き目を感じる事になります。

私の場合、デパスの減薬期間なども一切なく即日切り替えたわけですが、大きな問題も不快感もなく自然と切り替えに成功しました。メイラックスに変えて良かった事は切れ目を感じる事がなくなった事です。もちろん、デパスのように明確な効き目を感じる事もなくなりましたが、切れ目に惑わされる事がなくなった事もあり、間に1日くらい飲み忘れてもそれまでの投薬で効果が重なっているため特に問題も起こりませんでした。

というわけで、デパスのやめ方で言えば、私についてはメイラックスへの切り替えで自然とやめる事ができました。

デパスを最後にするかメイラックスを最後にするか

ここで今思えばと言う事を少し参考までに書いておきます。デパスから切り替えたメイラックスの断薬において私はかなり辛い状況に追い込まれたわけですが、もしメイラックスを飲まずにデパスからそのまま断薬していたらと考える事が今でもあります。

おそらくですが、私にはデパスをやめる事は出来なかったのではないかと感じています。あの短い半減期のために一日に何度も禁断症状のような違和感を感じていたわけです。しかも効いている時とそうでない時の落差が激しいため、その感覚があるためにやめる事になかなかふんぎれなかったのではと思っています。

そういう面でもメイラックスの断薬に苦労はしたものの、デパスのままなら断薬はできなかったかもと感じています。メイラックスだったからとりあえずは断薬に成功できたのかなと感じています。

ただ、これはあくまで私の実体験による感想であり皆さんにも通用するか分かりません。デパスからメイラックスに移行する時に辛い思いをするかもしれませんし(特にメイラックスが最大に重なる最初の5日目を迎えるまでは)、私と同じようにメイラックスをやめるのに苦労するかもしれません。

一つ振り返って「こうしていればどうだったかな?」と思うのはデパスからメイラックスに変えてから何年も継続して飲まずに1か月ほどでメイラックスの減薬を開始していたらと言う事です。

メイラックスが癖になる前に(一か月でもあれですが・・・)、すぐに減薬してから断薬を実行したらもしかしたらもっと楽だったかもと思う事はあります。ただ、脳に残骸としてのデパスが残っている事も考えられため、あくまで想像でしかありません。

私は離脱症状が長く続く事については、半減期とは別に長期の服用により脳に少しずつ抗不安薬の残骸が蓄積されていると考えており、それらのせいで長引くと想像しています(あくまで個人的な仮説です)。

いずれにしましてもベンゾジアゼピン系抗不安薬の効果の効き目や依存性の出方というのは個人差がありますので、皆さん自身の楽な方法でやってみると良いと思います。

今回はデパスからメイラックスに切り替えた私の参考事例として紹介させて頂きました。

もし試される場合には自己責任にてお願い致します。当サイトを読んで真似をされた結果どういう結果になられても当方は一切の責任を負えませんし負いません。