断薬成功者は我慢強いのか?

今回は断薬成功者と断薬挫折者の我慢強さについて書きたいと思います。実際のところ、断薬の成否を決めるのは我慢強さや気合なのでしょうか?

我慢強さが断薬の成否を決めるのか?

大前提として離脱症状のひどさは人によって異なりますので今回の記事においては「離脱症状がかなりきつい方」というように設定させて頂きます。

このサイトを全部読んでいる方であれば私が断薬に一度失敗しているのをご存知だと思います。そういう面では「断薬の名選手」ではなく皆さんと同じく「平凡な断薬選手」だったと言えます。

正直言えば私はかなり我慢強い方です。もちろんどんなものでもとは言いませんが、痛みについての我慢強さで言えばかなり我慢強いと自負しています。分かりやすい例で言えば歯医者に行って削る際にかなり痛くても麻酔が嫌なので我慢して「手を挙げません」。それこそエナメル質がほぼなくなっている所を削る際でも我慢しています。その時は「あと数秒で終わるはず!」とずっと信じて削ってもらっています。

まあ、この例が良いかどうかは別として少なくとも理由の分かっている痛みについては我慢しようと考えている方です。そのため、断薬についても当初は「自分ならそんなに苦労せずに辞められるだろう」と考えていました。慢心していたわけではありませんが、断薬がまさか自分の想像のはるか斜め上のきつさだとは思いもよらなかったのです。

我慢強さだけでは断薬は成功しない

結論を既に書いていますが、経験上は断薬は我慢強さだけでは成功しないと思っています。正確には我慢強いというのは当然必要なものであり、その先を超えられる強い気持ちが必要であると言えます。

我慢というのは通常は「その時、その時点」の状況を耐え忍ぶ事を指しますが、断薬においては精神的な強さがとても重要です。何と言っても「いつ終わるのかの個人差が広すぎる」のがその理由です。

おそらく今日一日だけの我慢という事であれば24時間継続するとしてもほとんどの方は我慢できるでしょう。しかし、長いと数年単位で我慢しなくてはいけないため、もはや気合だけの話ではないのです。

ある意味、我慢強さよりも精神の忍耐力の方が重要だと考えています。

一度挫折した経験がそれを強く認識させてくれました。

誰でも断薬は成功できるもの

こんな事を書きますと、今から断薬をしようと思っている方はひるんでしまうかもしれませんが、だからこそ私は「誰でも断薬は成功できるもの」だと考えています。但し、きちんとしたアプローチや考え方ができていないと私の一回目のような結果になる可能性があると考えています。

ここで誰もが成功するための秘訣を簡潔にいくつか挙げていきたいと思います。

  • 先を見ずに今日一日だけを乗り切るつもりでやる事・・・目標が近いため耐えやすくなる
  • 断薬成功者の話を信じる事・・・自分と同じ離脱症状経験者の話は参考になります
  • 断薬未経験者の話に惑わされない事・・・かなりの確率で正しくない話です
  • 断薬が辛い時に即医者に行かない事・・・かなりの確率で再投薬を勧めてきます(断れるなら構いません)
  • 心配な症状があれば検査をする事・・・余計な心配は挫折の元です。心配なら精密検査を受けて大きな問題がない事を確認して不安要素を減らして下さい。
  • 日記をつける事・・・これは鉄板です。日々の症状などをきちんと記録して下さい。1か月後などに読むと症状の変化に気づけます。

ここにあるのはあくまで一例ですが、このサイトには沢山の秘訣が書いていますので他の記事もご覧頂ければと思います。

少なくとも上記の秘訣を守っていれば、何も考えずに断薬を行うよりも成功確率は飛躍的に上がります。全ての人がひどい離脱症状になるわけではありませんし、短期間で済む方も多数おります。

抗不安薬をやめたいのであれば、きちんと減薬期間をしっかり持った上で初めてみると良いと思います。