断薬を失敗させる要素

断薬がうまくいくかどうかは断薬期間中に訪れる様々な失敗要素を潜り抜ける事ができるかにかかってきます。断薬の挫折と成功のいずれも経験したものとして覚書として書きたいと思います。

断薬を失敗させる要素あれこれ

断薬成功を邪魔する要素を思いつくままに書いていきたいと思います。

体調不良

圧倒的に断薬の成功を阻むものと言えばこの体調不良でしょう。人によってその程度や期間、出る症状は異なるわけですが(もちろん被るものもあります)、自分の体に起こる不快な症状に耐えられるかどうかが大きなポイントだと言えます。症状によっては治ったと思ってもまたぶり返すこともあり、精神的なストレスも同時に与えてくるため大きなポイントだと言えます。

医師の助言

人によっては医師の指導のもとに断薬を行うと思います。残念ながら私の担当医は断薬については否定的というよりも、そもそも断薬させる気もあったとは言えなかったため、私は助言を得ずに自分の思うままに断薬を実行しました。医師の指導を受けている場合、その医師が貴方に対してどういうスタンスであるかで断薬の成否は変わってくると思います。

離脱症状に苦しんでいる時にすぐに再投薬を勧める医師もいるため、ついその言葉に負けて飲んでしまう方も出てしまうでしょう。

友達・家族の助言

ある意味、医学的知識がない友達や家族の助言は大きな失敗ポイントのように感じます。彼らは純粋に貴方が苦しんでいるのを見たくないという意識が強くあるため、そこから抜け出るための方法として再投薬を気軽に勧めてきたりします。またひどい場合には離脱症状そのものを「それはうつ病だよ」と知ったかぶって言ってきて断薬の邪魔(もちろんその気はないのですが)をしてきます。

断薬を経験すれば分かりますが、こればかりは経験者でなければわからない世界ですので、無責任に知ったかぶる方の言葉は基本的に無視して自分で判断するのが良いでしょう。

断薬体験談

当サイトも同様ですが断薬体験談も一つの失敗の要素になると考えています。断薬開始前に断薬はきつい事を経験者のブログなどで知る事ができるわけですが、それを読むだけで断薬を始める気持ちが揺らぐ方もいるでしょう。実際、私もいろいろなブログを読んでいますが(ある意味断薬が終わってから読む方が多いですけど)その方々の苦しい叫びを読むと「これは相当きつそうだ」といつも感じます。特に私自身様々な症状を経験している事もあり、その当時をリアルに思い出す事もあります。

つまり体験談を読んで怖気づいてしまうという事です。なお、断薬開始後であれば自分の新たな症状が離脱症状であると認識できる分安心と思うかもしれません。

自分を信じる気持ち

最大の山場はあなた自身の気持ちでしょう。あなた自身が断薬成功のイメージを持てないままでいれば、失敗してしまう確率はかなり高まってしまいます。実際私自身、当断薬日記中に何度も挫折宣言をしておりますが、それくらい自分の信念がゆらぐものです。それがさらに進むと断薬失敗へとつながる事になります。意思が強い方でも離脱症状に耐えるのはかなりきついケースもあります。最初からある程度は覚悟しておけば、辛い症状の時も乗り切れるでしょう。まさに自分に勝つです。

失敗させる要素の襲来を繰り返して成功がある

前述したものが私が考える断薬を失敗させる要素の大きなものですが、もちろんこれ以外にもあるでしょう。少なくとも断薬中はこれらの失敗に導く要素が何回も押し寄せます。そのたびに自分自身に自問自答しては先に進んでいくことになります。

ただ、言える事はどんなに辛くても月日の経過とともに確実にゴールに近づいているという事です。途中でぶり返す事があっても必ずゴールは近づいています。後退しているようでも前に進んでいます。

抗不安薬を長く飲んでいた場合にはそれを完全に体から抜くにはやはり時間がかかります。経験上、薬の半減期とは全く関係ないレベルで時間がかかります。そもそも脳に直接作用していた薬なのですから、自分が想像つかない離脱症状が起きてもおかしくないのです。

一つひとつハードルを飛ぶようなイメージで前に進んでいけば必ず断薬は成功します。

断薬成功後には薬に依存しない、薬に生かされない人生が待っています。その日を楽しみに頑張りましょう!