いつになったら離脱症状は終わるのか?

断薬をしているとほとんどの方にこの考えがよぎるはずです。「離脱症状はいつになったら終わるのだろうか?」。これについて私の思うところを書きたいと思います。

離脱症状はある意味終わりません

いきなり夢も希望もない見出しをつけてしまいましたが、断薬から4年と9ヶ月以上経過している今でも離脱症状の残り香は残っています。私の中では離脱症状と後遺症という形で分けていますが、今も残っているものは離脱症状というよりも後遺症という考えになっています。そのため、これらの多少残っているものはある意味最後までつきあって生きていくものだと考えています。

では、貴方の離脱症状・・・断薬はいつ終わるのだろう?と思うかもしれません。私は既に現時点では断薬成功という状態にあると考えています。この考えにたどり着くかどうかの決め手は「断薬を忘れている事が多いかどうか」だと考えています。

断薬でひどい離脱症状に悩まされている間は「いつ挫折してもおかしくない」「頭がおかしくなりそう」などといろいろとネガティブな考えにとらわれるわけですが、月日の経過とともにこの考えの登場回数は減少していきます。そして最後にはほぼ全く考えなくなります。つまり断薬と言う言葉さえもが意識しなくなるのです。

こうなった時点が断薬の終わりであると私は他の記事でも書いています。もちろん、どの辺を終わりとするかは個人に考え方ではありますが、私はこの断薬を意識しなくなった時だと思います。

いつ終わるのかは人によって千差万別です

では、この断薬が終わるタイミングというのはいつか?という本題に戻りますが、残念ながら人によってかなり期間は異なります。数日~数週間でぴんぴんしている方も見た事がありますし、私よりも長くかかっている方も知っています。

実際の所、断薬をしたいと思われる方の関心事項ナンバー1に近いのがこの「いつ終わるのか?」だと思うわけですが、明確な答えを出せる方などはいないと思います。まあ、医師に聞くと普通に半減期から計算して数日とか言う方が多くいますが、まずその予想だけははずれる可能性が高い事は、断薬中の方であれば体感している事でしょう。半減期できれいさっぱり離脱症状が消えるのであれば、私も長くても一週間程度で解放されていた事になりますからね^^。

話を戻します。

困った事に人というのは目標が立てにくいものには不安を覚えるものです。例えば試験勉強であれば、試験日まで頑張ればOK!と考えられるわけでその日まで猛勉強をすれば良いわけです。歯医者の予約が入っていても、その予約時間に治療が終われば不安はなくなるわけです。

しかし、断薬の離脱症状についてはその期間に差がありすぎて「参考になる期間さえもない」というある意味とんでもないものなわけです。そうなると、不安ばかりが先行するわけです。私はこの断薬ならではの不安要素が挫折しやすい理由の一つであると考えています。それに加え、本当にその症状が離脱症状でいずれは治るものなのかと言う不安も重なるわけです。

そのため、私自身はいつ終わるという楽観的な予想はあまり持たない方が良いと考えています。

乗り越えるべきは今この時だけ

断薬は極めてシンプルです。「今、自分に訪れている不快な症状を耐える」というシンプルなものです。いつまで続く云々は関係なく、とりあえず今の苦しい症状を耐えるという事の繰り返しになります。これが出来るかどうかだけが断薬成功に関係すると考えています。

これらの不快な症状を乗り越えるにはいくつかの考えに打ち勝たなければいけません。

  • 不快な症状は離脱症状であると考える事(他の病気を疑うなら即座に検査をして安心しておく事)
  • 不快な症状はいつかは終わると信じる事
  • 不快な症状に打ち勝って普通の生活をしている人は多数存在すると信じる事
  • 今日は苦しくても明日はそうでもないかもと考えられる事
  • 身体から薬は少しずつ抜けていると信じる事

離脱症状で苦しい時にはネガティブな思考がとにかくグルグルと入り込んできます。まさに何とか断薬をやめさせようとする悪魔のささやきのように失敗につながる思考ばかりが思い浮かぶようになります。

しかし、そういう時には上記のように考えるようにして下さい。断薬を続けたいのであれば上記の事を意識して下さい。それでもどうしても無理だと感じた場合には、断薬をやめて再度いつの日かやり直すでも良いと考えています。どこまで耐えられるかは個人差があると思いますので、そう言う事を踏まえれば「絶対に頑張れ」とも私は言えません。それくらいひどい状態を経験しているからこそ、簡単には言えないと思っています。

ですので断薬を開始する前に、どういう状態になったら断薬を中止するというのを自分の中でルールを決めておくと良いかもと思います。例えば「挫折」と言う言葉が三日連続で頭をよぎったでも良いでしょう。

とりあえず「いつになったら終わるのか」と考えても答えはありません。今、今日、という短い目標を地道にクリアしていってください。そうする事で「いつになったら」が「いつの間にか」に変っているでしょう。

辛い日はいつまでも続かないと信じて頑張りましょう。