断薬中は咄嗟の判断を避け1日待つこと

今回は断薬中に避けるべき「咄嗟の判断」について書きたいと思います。私自身、本当に断薬ではいろいろなものを失いました。現在、断薬中の方はまだ間に合う事も多いと思いますのでここで私の「後悔」を書いておきます。

ストレス耐性の低下は判断を鈍らせる

断薬中にほぼ必ず誰もが通るであろうものがこの「ストレス耐性の低下」です。要は様々な感情の沸点が物凄く下がってしまうため、ちょっとした事で腹が立ったり、悲しくなったり、不安になったりするわけです。

良くあるのが何らかの身体症状が出た時に最悪の病気をすぐに考えてしまう事などです。例えば腹痛があれば大腸癌・・・というようにいきなり飛びまくるわけです。

怒りの沸点も同様です。相手は悪気はなくてもストレス耐性が下がっている自分からすると悪い方向に考えてしまうため、すぐさまそこから逃げたいと思ってしまうわけです。その結果、本来ならば絶対に取らない道を選択してしまうのです。

具体的には友達・知人と疎遠になる、会わなくなる、絶縁するなどです。会わなければストレスの素はなくなるわけですので一番楽な道へと逃げ込もうとするわけです。

私の実話を少し紹介します

本人が読めば確実に私が誰か分かってしまうのですが、まずこのサイトを読まないだろうし気づかないとも思うので私の実話を書きたいと思います。正直、今考えると、なんでこんな事で疎遠になったのかと思うくらいばかばかしい話です。

断薬中に20年以上前の知人が私をネットで見つけてメールを送ってきたのです。私は本業では仕事の関係でネット上で顔出し名前出しで仕事をしていますので見つけるのは簡単だったと思います。

その方(女性)は大学時代のバイト先の後輩(そのため3歳くらい年下です)で、久しぶりだったこともあり、週に数回、スカイプなどを使いながら昔話などに花を咲かせていました。

ただ、私にはその方の口癖で気になる事があったのですよね。本当にどうでも良い話なのですが、言葉の終わりに「はい、はい」と言うのです。昔の方なら分かると思うのですが「はい、はい」と言うのは相手を馬鹿にするときに使うものなんですよね。そのため、「”はい”は一回!」とかいう話が出るわけです。少なくともマナーとしてはあまり良いものではないのです。

それを何度かやられて正直腹が立ってきたんです。しかも年下からやられるのって嫌いなんですよね。今ならそんな事くらいって思うのですが、当時はとにかくすぐに沸点を超えていたので、我慢できなくなった私はそれをやめてほしいと伝えたんです。それは気持ちいいものではないと。

私の中では相手が「そうでしたか、すみません」のような返事が来て終わる予定だったのですが・・・まさかの相手の逆切れという展開になってしまいました。これについては沸点の高い私もあれですが、相手も問題だよなって今でも思います^^;

で、そんな極めて不毛なやりとりを何度か続けていたら私の精神はもうパンク寸前になってしまい、「それならもうやめましょう」と言う事でそこで関係を切ったのです。

それ以来もう話をしていません。

今もこれについては仕方がなかったと思う反面、後悔もしています。即座に関係を断ち切ろうとする意識がストレス耐性の低下により強くなるのです。そのため即座に関係を0にしたいと思ったのでしょう。ストレスの原因でしたからね。

全ての出会いには意味がある

さて、こんな馬鹿らしい体験談を書きましたが、私は昔から全ての出会いには意味があると考えています。それはこのサイトでも書いた事があると思いますが、このサイトのこの記事を読んでくれている方とも私は何らかの意味があって接点を持っていると考えています。

それが知人ともなれば、それはもう奇蹟的な出会いなのかなと思っています。となると、やっぱりそんなに簡単に関係を切るべきではないんですよね。

私はストレス耐性の低下でいくつもの仕事、友達を失いました。もちろん断薬がほぼ終わってから新しい出会いや仕事も生まれていますが、一度失ったものはそうは戻りません。

これを読んでいる皆さんは、もしかすると今まさにそういう時期の方もいると思います。

でも、その点では失敗したと思っている私の経験を生かして、「咄嗟の判断を避け1日待つこと」を徹底してほしいと思うばかりです。関係を断ち切るのは簡単ですが戻すのはかなり難しいです。

貴方のそのイライラは断薬によるものです。ベンゾジアゼピン系の薬はやめるに際し、そういう面も引き起こしますので、本当に即断するのだけは避けて下さい。我慢する事できっと数年後に良かったと思える日が来るでしょう。