音関係で注意すべきは過敏状態

今年はもう記事を書かない予定だったのですが、離脱症状に苦しんでいる方にとっては年末年始の読み物があると安心するかなと思い、もう一回だけ更新する事にしました。当サイトでの悩み相談ベスト3に入る音関係の話です。

音関係の離脱症状にはどんなものがあるか?

おそらく私は音関係の離脱症状はほぼ全部有難くない事に経験しているのではと思います。その症状は以下の通りです。

  • 耳鳴り
  • 聴覚過敏
  • 幻聴

自分で言うのもなんですが、本当に嬉しくないセットを経験したものだと今でも思います。

耳鳴りは耳元でいつも不快な高音が鳴り続けるもので、モールス信号と私は呼んでいました。あまりに耳元で「ピーピー」言うので、本気でこれはモールス信号だとどういう意味だろうと考えた事もあります^^。

そして、キツイ度マックスが聴覚過敏。耳鳴りもきついのですが、これは断薬関係なしに症状の強さは違えど経験した事があると思うのです。そのため、経験している分、諦めというか、我慢できると感じていました。

しかし、聴覚過敏はもう本当にきつかったです。周囲の音という音がこんなに怖いと思った事はありませんでした。シンクにあたる水の音が脳に突き刺さるような感じで入ってきた時は「終わった・・・」と思いました。こんなので生活ができるわけないと・・・。

外に出るとどんな音が脳に突き刺さるか分からないので、なかなか外出もできなくなり、まさに引きこもり状態を引き起こしたわけです。

最後が幻聴。これについては幻聴だと気づくのにそもそも年単位で時間がかかりました。それくらいリアルなんですね。

父親が別の薬の副作用で幻視が起こって蛇とかが見えるって言ってたことがあるのですが、経験していないと「蛇なんているわけないだろ」って思うわけですが、幻聴もこれと同じで物凄くリアルに聴こえるわけです。リアル過ぎてまさか本当は鳴っていない音だとは思わず一時期は本当に「誰がこの夜中に音を流しているんだ!迷惑なやつめ!」ってずっと思っていました。私の場合激しいドラムだけが延々休みなくハードに刻まれる幻聴でした。ヘヴィメタルのドラム部分だけが朝まで止まらずにずっと繰り返されるのですからきつかったです。幻聴の場合、耳栓をしてもほとんど変わらずに聴こえるのでその段階で怪しめってその当時の私に言いたいものですけどね^^;

結果として引っ越した後にもその音も変わらず鳴っていたことで幻聴だと気づいたのです。それくらいリアルです。ただ、それが幻聴だと分かった時には正直ほっとしました。誰かがやっているとなると、その人とのトラブルにもなりかねないためです。自分だけに聴こえるなら諦めがつくというものです。

問題は音への過敏状態

さて、長々と書きましたが本題はここからです。私が長い断薬生活で怖いと感じたのは、これらの症状の後に起こる音への過敏状態だという事です。

耳鳴りが続いた後に安定時期が来ると、頭の中には「また耳鳴りが来たらどうしよう」とおびえる状態になります。それくらいきついためです。そして、聴覚過敏も同様で、辛い状態を乗り切った後にまたその状態が来たら次は耐えられるだろうか?と悩むわけです。幻聴しかりですね。

そう言う状態が続くと、音そのものを無意識に自分から探すようになってしまい、どうってことがない環境音に対してもおびえてしまうようになります。私はまともにこの状態になり、これについては今も完全に脱したとは思っていません。

そういう時に行きついたのは自分で音を出すという事です。他人が出す音に悩まされるなら自分で選んだ音の方がまだいいという事で様々なものを試しました。

最も過敏状態が強い時は結構大きな音でピアノの楽曲(これもかなり探して自分でプレイリストを作成したもの)を聴きつつ寝たりしました。もちろん本来は眠れないくらいの大きさなのですが、それでも耳鳴りや第三者の足音などで苦痛を感じるよりははるかに楽でした。

ちなみにその時は、ベッドで寝た時に足元に押入れがあったのですが、上段の収納部分を開けてそこにiPod スピーカーを置いて、そこから音楽を流していました。上の階の足音が気になっていたのでその方向から音楽を自分にむけて大き目にかけて防いでいたわけです(普通に考えてかなり危ない人ですよね^^;)。

正直、音関係はノイローゼになる可能性が高いため(いや多分なっていましたね)、現在音に悩まされている方は、自分で音を流してでも他の音を気にならなくするのが良いと思います。どうせ眠れないなら自分の好きな音楽や落ち着く音楽をかけた方が圧倒的に良いでしょう。テレビのつけっぱなしは明滅があるのでお勧めできません。かえって脳が疲れてしまいます。

今回は私が音に対処した事も含め、音関係の経験を記事にさせて頂きました。

年末年始も断薬中の方にとってはきつい事と思いますが、自分なりの対処法・・・というか軽減策を考えて実行してみると良いでしょう。