私が考えるある意味最も厄介な離脱症状

離脱症状にはそれこそ様々なものがありますが、私が経験した中である意味一番タチが悪いと思ったのが以下の離脱症状だと思っています。それは離脱症状かどうかが分かりにくい種類のものです。

ある意味最も厄介な離脱症状

私が経験したもの、そしてこのサイトへ頂くコメントの中で皆さんが経験している離脱症状の中で最も厄介(きついというのとは違います)なのは以下の離脱症状だと考えています。

  • 集中力の低下
  • イライラ感
  • やる気の欠如

これらの症状がなぜ厄介かと言えば、離脱症状か判別できない事と他人から見ても単なる性格の問題と思われてしまうためです。特に最後の「やる気の欠如(=やる気が出ない)」などはまさに厄介です。他人から見ればそんな症状があるとは思えないため、単純に「やる気のないダメな人」と認識されてしまうためです。

しかし、本人としてはやる気を出したいと思っているわけです。意識ではそうありたいと願っているにも関わらずやる気が出ないのです。これほどタチが悪いものはありません(私自身、この状態の時にやる気を出すために気合いを入れて大声を発した事が何度かありますが、全く効果なしでした^^;)。

また、抗不安薬をやめる事でそういう症状が出ている事もあり、周りからは「うつ病が悪くなっている」と受け取られてしまい再服用を強く勧められてしまうのです。おそらくこの流れで断薬をやめた方も結構いるのではと私は考えています。

今現在断薬中でこの症状が出ている真っ最中の方などは「本当に自分の性格の問題なのでは?」と疑ってしまう時もあるでしょう。

断言します。それは離脱症状です。

実際に経験してそれを切り抜けた私が言うのもなんですが、断言できる事として、そのやる気のなさは離脱症状です。症状こそ普通の「やる気がない」と同じに見えますが、うつの再発とかではありません。離脱症状としてやる気が出ないものがあるのです。

やる気が出ない事を誰よりも自分が認識しており自己嫌悪に陥る事が多くなりますが、すぐに諦めないでほしいのです。私の例で言えば、実は結構長く出ています。

断薬開始1~15ヶ月目までは記録上出ており(時期別離脱症状一覧参照)、しかも12~14ヶ月目が最も強くでて、この期間は本当に何もやる気が起きない期間でした。全体としては1年以上続いた症状でもあり、気持ちばかりが焦っていました。

しかし、最終的には少しずつその他の離脱症状が薄れるのに連れてやる気がみるみる出てきました。この記事を書いている今ではその時の事を思い出せないくらいやる気を出そうと思えば出せます(出すかは別として・・・)。

実際にコメントを頂いた方の中にやる気が出なくて辛いという事を言われていた方もおりましたが、その方も数か月後には物凄く元気になっていました。気づいたらいろいろとやる気になっていたという事です。まさに別人レベルで回復していました。

いつ治るかは分からない。しかしいつかは治ります。

正直言えば、この手の薬は種類も多く、また服用の仕方など個人によってかなり差があります。驚く程多種類を飲んでいる方もいますし、少量を長く飲んでいる方もいます。そのためどれくらいの期間で悩んでいる症状が消えるかは断言できないのです。

ネット上のQ&Aサイトでもいつ治るか分からない離脱症状が本当に治るのか相談している方を稀に見かけますが、個人差が大きすぎると考えています。

私の断薬による離脱症状はなんだかんだ3年以上続きました。4年以上経過した今も完全に全てが治ったとは言えませんが、今は気になるレベルのものはないと言う所まで来ています。そのため断薬は終わっているという認識です。

おそらく私自身は結構長い断薬期間であると思っていますが、そんな私でもはっきりと言えるのは「いつ治るかは分からないが、いつかは治るという事」なのです。

今回テーマにした分かりにくい症状は性格の問題などでも片づけられるもののため、ある意味周囲から冷たくされる事もある症状です。しかし、これらも離脱症状の一つとして認識し我慢する事でいつかは元の元気な自分に戻れるはずです。

諦めずに薬なしの生活に戻れると信じて今日一日を乗り越えるを実践していきましょう!