断薬にくじけそうな時に助けてくれた言葉

今回は私が断薬にくじけそうになった時に助けてくれた言葉、よりどころとなってくれた言葉をご紹介いたします。言葉というものは言霊といわれるように言葉そのものに霊力が宿ると信じられています。皆さんも今までの人生で言葉に助けられたことはあるでしょう。私は断薬時に出会ったたった一つの言葉に助けられ、今も辛い時にはその言葉を思い出しています。

その言葉を知った時に全てが気楽になれた

私は二回目の断薬においても正直言えばネガティブな思考ばかりが頭の中をぐるぐると駆け巡っていました。我慢強い事には自信があった私が1回目の断薬ではたった13日で断薬を諦めてしまったわけですから、そのトラウマたるや結構大きなものでした。

1回目は断薬そのものをなめていたという事もあるのかもしれません。想像のはるかに上を行く不快な症状の集団がコンボ技を決めて襲いかかってくるわけですから、それはもう耐えようもありません。

その事もあり二回目開始当初も気合いこそ入っていたものの断薬に成功する自信があったと言えばウソになるでしょう。

そういうわけで、二回目も何度も断薬に挫折しそうになった事はこのサイトの断薬日記本編をお読みになれば分かりますが、そんな私を救ったある言葉があります。日記の中でも書いていると思いますが、その言葉との出会いは家電量販店にあった書籍売り場だったと記憶しています(当時の日記を読み返さずにここを書いていますので違っていたらすみません^^;)。

書籍のタイトルだけで私の気は楽になった

その書籍のタイトルは「心配事の9割は起こらない」というものでした。

実を言えば、この本の中身を読んだのはまさに最近の事で、それまで読まずにこのタイトルだけを記憶していました。なぜなら断薬で苦しむ私にはこのタイトルだけで十分すぎるほどだったからです(作者の方には申し訳ありません。ようやく読みました^^;)。

なぜこの言葉に救われたか?

断薬をやっている方、そしてそれ以前にまだ何らかの病気で抗不安薬を投薬中の方というのは、おそらく何かあるとかなり高い確率で「悪い結果を想像する」のではないでしょうか?

私は間違いなくその手の人間でした。

例えば、こんな感じのばかみたいな思考です。

  • お腹が痛い・下痢がひどい→大腸癌では?
  • 記憶力が悪くなった→アルツハイマーでは?
  • 友人から連絡が来ない→嫌われたのではないか?何か悪い事をしてしまったのだろうか?

普通の方からすれば(何をもって普通かは別として)結構笑ってしまう内容だと思いますが、おそらくこういう思考回路の方って何気にいると思うのです。要は思考が極端なんですよね。考えられる選択肢の中で最も悪いものを考えるわけです。なぜそうなるのか分かりませんが、もしかすると最悪を考えておけば、結果的にどういうものであっても、たいていはそれよりはまともな結果なので自分が傷つかなくて済むと無意識に考えているのかもしれませんね。いわゆる気持ちの防衛本能です。

とにかくこんな感じですので、心配事が多数あると最悪なものの集大成のような状態で精神状態は不安でいっぱいなのです。しかし、この書籍のタイトルで一気に考え方が変りました。なぜなら、あまりに私のそれまでの現実とぴったりだったからです。

確かに心配事のほとんどは現実になっていない

私は断薬日記の中で様々なネガティブ思考に囚われましたが、確かに結果で見れば、それらのほとんどは私が想定した事態にはなっていません。つまり、心配しただけ損というわけです。

結果としてほとんど起こっていない「実績」があるわけですから、そもそもそんな結果をイメージして日々辛い心理の中で過ごす必要はないのですよね。まさにその通りだなとこの言葉を見て思ったわけです。そうは言っても性格ですので、完全に悟ったわけでもありませんが、それでもこの言葉に出会う前と後では大分意識が代わり、結果として日々の生活のクオリティは上がったと思います。

私は断薬生活の中で物凄い数の離脱症状に襲われましたが、今振り返れば、致命的な状態で今も残っているものはありません。多くは消え、そして残っているものも余裕で我慢できる(気にならない)レベルにまで落ちています。

これだけひどい断薬生活だった私ですらこういう状態に戻れるわけですから、これを読んでいる貴方もきっとそうなると信じて良いのではと思っています(もちろん約束はできませんが・・・)。

この言葉と似たような言葉として、ある芸能人の方がテレビで「起こってもない事を心配する事ほど無駄な事はない。起こってから悩めばいい。」と言うような事を言ってました。これは本当にその通りなんですよね。私たちは言葉そのものは理解できても自分の意識が悪い方に持っていくわけですが、正直、「こうなったらどうしよう」、「ああなったら嫌だな」って何のためにそんな悩みを自分で作り出しているか、無茶苦茶不毛だなと今なら自信を持って言えます。

そうなったら、そうなったでその時に考えれば良い事で、今は自分に出来る最善の事をやるしかないと思います。断薬中は最善の事どころか、身体が全く言う事を聞かずに布団から出られないという事もあるでしょう。

でも、その時の最善はまさに「布団で寝る事」なのかもしれないのです。それまで使ってきた身体が悲鳴を上げているわけですから、辛い時は休む事が可能であれば気にせず休めば良いのです。長い人生の中、何もせずに寝ている日が1ヶ月程度あったとしても、そんなたいした事ではないのです。

とにかく自分の意識の中でさらに悪いように考えるのではなく、心配事の9割は起こらないものだと気楽に考える事をお勧め致します。

断薬にくじけそうな時に助けてくれた言葉” に対して2件のコメントがあります。

  1. hamu より:

    その通りですね!私は元々笑ってる側、
    服用中、断薬前、離脱症状真っ最中はネガティブ人間。
    今は問題無いですが、よく目にする
    ネガティブ思考記事、ブログ……
    問い掛けても気付かないんですよね。
    今の自分自身が、普通だと思ってます。
    薬の影響だとは思わない。

    余りにも多過ぎる情報、
    手軽に見れるSNS、メディアも悪影響な場合も……

    最後の考え方まで、非常に分かりやすく
    的を得た文章ですね!
    是非沢山の方に読んで、気づいて頂きたい。

    1. 気がつけば管理人 より:

      hamuさん、こんにちは。

      この記事にある事は結構多くの方にあてはまると思っています。分かっていても悪く考えてしまうわけですが、この記事を読んで、例え短時間でも前向きに考えようと思って頂けるなら幸いだと思っています。

      ほとんどのネガティブな考えは現実にならないと信じて皆さんに頑張ってほしいものです^^

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