断薬期間は長くかかると思っている方が成功しやすい

今回は断薬時の心構えの一つについて書きたいと思います。私は断薬の失敗と成功を一回ずつ経験しています。回数で言えば少ないですが(増やすものでもありませんが^^;)、その期間は数年間にわたるものです。その経験から断薬成功に必要な心構えとして実感している点について書きたいと思います。

多くの方が断薬ははやく終わらせたいと考えています

多くの方が断薬ははやく終わらせて普通の生活に戻りたいと思っているはずです。正確には断薬というよりも離脱症状がはやく終われば良いと思っているわけですが、この考えは極めて理解できる話なのですが、その考えが断薬の成功をしにくくしているとも言えます。

離脱症状の出る期間や中身は人によってかなり違います。ほとんど出ない方もいますし、私のように30種類以上が長々と数年にわたり出る場合もあります。

おそらく断薬をしている方はそういう情報をネットで探して読んでいる方が多いと思うのです。心のよりどころではありませんが、自分がいつになったら今の地獄から抜け出せるのかを希望として持ちたいためです。

そして、短期間の断薬に成功した方の情報を見ると、自分もそうなればいいなと思うわけです。しかし、そういう期待感が大きい方ほど断薬に成功しにくい心理状態に陥ってしまうと感じています。

断薬は長期間を意識する方が頑張れる

私はブログでも書いていますが断薬終了までの期間として3年間を目安にしていました。長くても3年で離脱症状はおさまるだろうという事です。1~2ヶ月で断薬成功している方がいるにも関わらず3年間としたのは、私が見た中では一番長い方だったためです。つまり、私は短期間での成功には期待をせず、3年というかなり先の期日をゴールにしました。

そのため「3年日記」を購入し(断薬中に役立った商品参照)、地道に記録をつけていたわけです。いま読み返してみると「相当病んでいるな」と思う記述が多数ありますが、これはこれで良い思い出(いや、良いのか?^^;)だと思っています。とりあえずずっと捨てずに持っていようとは思っています。

話がそれましたが、私が長期間にゴールを設定したのは「焦りの要素」をなるべく減らしたいと考えたためです。ここで考えて頂きたいのです。例えば3か月程度で離脱症状が収まると考えた場合、その3か月を超えても治らなかったらどう思いますか?間違いなく悲観的になりますし、やる気もそがれますし、なにより精神的に病んできてしまいます。

しかし、これが3年だと1年続いたとしても「あと2年の我慢。きつい1年目を超えたから後は楽になるだけだ」と思えるわけです。この心持ちの違いというのは実は大きくて、私が一回目に13日で挫折したのは、はやく終わってほしいという期待が強かったのもあると今ならはっきりと言えます。そして、離脱症状が本当に治るという自信が持てなかったのも失敗した原因の一つだと思います。

とにかく焦らずマイペースで行きましょう

私もこんなサイトを開いているので人の事は言えませんが、断薬者はいろいろな方の成功談を読みたいものです。読んで希望を持ち、勇気づけられるからです。しかし、そういうものを読みすぎると、かえって「自分はなんでこの人のようにうまくいかないのだろう?」と焦ってしまう気持ちも生じる事があります。

断薬において焦りほど怖いものはありません。まさに断薬ストッパーは「焦り」だとさえ言えると思います。他の方の話に迷わされる事なく、自分には自分のペースがあると考えて、焦らずに一日一日を過ごす気持ち(一日をやり過ごすという方が近いかもしれませんが)が大切だと思います。

私の断薬日記はかなり長い期間離脱症状に苦しんでいますので、目標にするにはあまり良いものではありませんが、ここまでひどくなる方はそんなにはいないと思っていますので、自分にきつい症状が続いたり、なかなか希望が持てなかったりした時は是非私の事を思い出してください。

「あ~、断薬日記の管理人はもっときつかったから、まだましな方だ」と。

私はいろんな記事でこのサイトを読む場合には出来る限りまとめたものだけを読むのではなく、断薬の最初から順番に読んでほしいと書いています。その理由はきっとそのように最初から読み進めて頂ければいずれ分かると思います。

少なくともまとめ記事だけを読むよりも貴方の成功確率はぐんと上がると思っています。それは私が長期間でも耐えてきた考え方や意識の動きがはっきりと書かれているためです。それはおそらく参考になると思います。断薬の挫折と成功は本当にちょっとした判断の違いで方向が決まります。焦らずに考え直す事で続けられる事もあります。

可能な限り「断薬日記の歩き方」から読んでください。そして出来れば「とにかく断薬経験者の体験談が読みたい」の所で紹介している最初の記事から順番にお読みください。

貴方の断薬成功を応援しています。本当に苦しい時は是非各記事のコメント欄を利用して下さい。出来る限りはやく返信致します。なお、コメント欄にはメールアドレスが必要ですが適当で構いません。この点についても上記歩き方記事の最後に「私からのアドバイスを貰いたい」という部分がありますので、そこを読んで頂ければと思います。

断薬期間は長くかかると思っている方が成功しやすい” に対して4件のコメントがあります。

  1. なすび より:

    管理人様、お気遣いありがとうございます

    今思えばですが、動悸などが自然な状態でそうたびたび起こるものではないし

    短期のバイトもフルタイムの合わない仕事に就いた時の、あの意味不明な心身が痺れるような辛さと
    なぜか電車に飛び込みたくなる気持ち
    色々調べてみているのですが
    すでに服薬しながら離脱状態が出ていたのかもしれません

    服薬期間が長いので、飲みながら症状が出ても不思議ではないですね
    断薬後の症状はさすがにきつい物ですが、正直危うく死ぬところでした

    生育環境が厳しく、医師や病院しか頼れるものがなかったのに
    根拠のない優しい言葉で近づいてくるものは本当に怖いですね
    離脱症状の中でこれらを意識した時は、周囲のすべて自分をも疑いました

    経済的にも状況的にも厳しいのですが、ストレスに気を付け
    自分なりに進んでいけたらと思います

    私の話をきちんと聞いて詳細に語ってくださったのは
    医師でも精神の支援者でもなく、断薬をされている方々だけです

    1. 気がつけば管理人 より:

      なすびさん、こんにちは。

      いろいろな症状などで苦しいとは思いますが、私の成功談から言えることは、全て耐える事で少しずつ緩和されていきますし、ほとんどの不快な症状が過去の事になります。

      あんなに辛いと思っていた事が今は笑い話ではありませんが、ネタに出来る程にまでなりました。どれくらいでそうなれるかは分かりませんが、なすびさんも耐えた先にはそこにたどり着けるのではと思っています。まあ、経験からの話ですので責任とれるか?と言われれば取れませんが、少なくとも2回の断薬経験、そして30種以上の離脱症状を経験しての私個人の見解です。

      服用中に出ていたのはおそらく離脱症状というよりも副作用(これは薬にはどんなものでもつきものですので)かなとは思いますが、いずれにしても「脳に直接作用する薬」なのですから体にどんな異変が起こってもおかしくないと今は考えています。

      診療内科の医師の立場で言えば、当然ながらみんながみんな断薬したら廃業にしかなりません。薬をだせばだすほど儲かるわけです。国が認めている薬なわけですから大手を振って出せるわけですよね。もちろんそんな考えの医師ばかりではありませんが、私自身があたった医師は二人とも断薬には消極的でした。そのため相談なしで自分だけで断薬をしたわけです。

      経済的な厳しさは私も今痛感していますが、それでも薬の事で悩まなくてよくなった分、前向きに生きられると思っていますし、今なら頑張れると思えるようになりました。なすびさんも辛いとは思いますが断薬を頑張ってください!

  2. なすび より:

    初めまして、去年の秋ごろ医師の指示でメイラックスを2か月ほどで断薬(20年服用)
    もう少しゆっくりペースでやめたかったが医師が半ば強引に?薬を出さなくなったの
    その後、今思えばバイト時の今までにないイライラ
    胃腸炎のような嘔吐が繰り返し半年ほど続き(消化器内科の薬で収まる)
    なんとなく毎日不穏で離人ぽくあったものの7月にバイトに応募
    ストレスがひどく、3日でやめる
    その後、ひどい恐怖感、焦燥感、考えの暴走、自己信頼感のなさなど続いております
    医師は対応してくれませんが、薄々離脱かなと考えていたところです

    1. 気がつけば管理人 より:

      なすびさん、はじめまして。

      20年服用のメイラックスの減薬が2か月とはかなり短いですね。

      実際になすびさんの症状を見ますと、まさに離脱症状でよくあるものが多いようで、イライラはストレス耐性の低下から起きますし、吐き気については私も急に来るなど結構困った時期もありました。私は消化器系の薬はあまり効きませんでしたが気休めとして飲んではいました。

      離人感などは離脱症状の中でも代表的なものですし、その他も急激な断薬によるものと私自身は思います。ただ、減薬期間は私の4か月でもかなり離脱症状が出ていましたので、個人によってどれくらいがよいかは変わってくるとは思います。2か月で医師が大丈夫だと判断したという事はそこまでの経過がよかったのかもとも思います。

      長い減薬期間でも離脱症状は出る時は出ますので、出た場合にはこの記事のように、焦らずにいつかは治ると信じて耐えるしかないかなと思っています。基本的に医師に今の症状を言えば「鬱です」といわれる可能性の方が高いかと思います。

      経験上は離脱症状だと思いますので、とにかく耐えるしかないと思います。それが厳しければ断薬をあきらめるという事になります。私は医師ではないのでなすびさんがやめるべきだったかどうかも分かりません。ただ、やめるのであれば、今後もある程度の覚悟が必要かもしれません。きつい覚悟をしていればある程度は我慢できるとは思います。離脱症状はひどくなると本当に苦しいので無理がない程度に我慢するのがよいと思います。

      私の記事を最初から読んでいただければ参考になることも多いと思います。是非他の記事も読んでみてください。それを読む中でなすびさんがどうしたいのか、どう進むべきかを考えてみるとよいと思います。

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