メイラックス断薬17ヶ月目(1年5か月)のまとめ
今回はメイラックス断薬開始からの17ヶ月目(486日目~515日目)を振り返ってみたいと思います。昨日12/6が515日目でした。
昼間は離脱症状を意識する事はほぼなし
断薬当初の事をまさに「過去」の事として思える月でした。
後半はレベル1を連発しているので分かるように、離脱症状を自然と「意識」する事はほぼなくなっています。但し、自分で「今は記憶力どうだろう?」などと意識していわゆる「思いだしテスト」(芸能人名前編)をやったりすると、まだ記憶障害などが残っているのに気づかされます。
とはいえ、記憶障害などは以前は意識しなくても自分が確実に思い出せない事をあらゆるシーンで目の当たりにする事ができたので、それを考えればかなり改善していると言えるでしょう。
同じく言語障害も電話などをすると、まだまだだなという感覚はあります。しかし、これを機に元々早口なのを少しゆっくり話すように変えようかなとも思っています。意識してゆっくり話せばろれつが回らなくなる事も少なくなるので、精神的ストレスも軽減されるというものです。
さて、では不快度レベルが1という事はもう治ったか?と言えばNOです。寝る時の頭に虫がはう感覚(実際には顔面の神経がマヒしているようなピクピクと動くものもあり)は今も残っています。最悪期のレベルと比べるとやや軽減はされていますが、十分気になるレベルにて、今も以前書きましたようにタオルを頭頂部を中心として顎まで両手でひっぱって(圧力をかけて)、眠りにつくようにしています。
ただ、これは結構疲れるのである程度したらはずし、そしてまた気になったらタオルで引っ張るを何度も繰り返しています。そのうちにいつの間にか寝むるというわけです。
また、聴覚過敏はないものの、音に敏感になっているのはまだ残っていますので(同じ症状の方のために書いておきますと、これも軽減されています)、寝る時は音楽を結構大きくかけてその上で耳栓をして寝ています。耳栓により音楽はかすかに聴こえるまでに小さくなります。これをかけているのは上階の足音や襖の開け閉めの音をマスキングするためです。上の人がうるさいので・・・。自分が出す音なら気にならないという事でこういう一般からは理解できないであろう事をしています。
あと思い出せる症状としては左側のしびれがたまに出るという事。ただこれもかなり改善されています。
離脱症状で苦しいのは昼間の意識がはっきりしている時に出てくる症状が主だと思います。もちろん夜の睡眠障害や耳鳴、そういうのもきついのですが、いかんせん明確に苦しいと思う時間が長いのが昼間ですので、その時間帯に気になる症状が大分改善されている事はありがたい事です。
そして!今回はおまけのグラフを一つ。物凄く細かくなってしまいましたが、断薬1日目から昨日までの1年5か月分を表したグラフを掲載します。
こう見るとやっぱり、少しずつ良くなってきているのだなと思います。これを見ると最初の半年がやっぱり越えられるかどうかというのが肝のような気がします。
皆さんもこれを励みに頑張ってください。6年間毎日飲み続けた男でこんな感じだという事で^^
“メイラックス断薬17ヶ月目(1年5か月)のまとめ” に対して2件のコメントがあります。
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抗不安薬、睡眠薬を減薬中の家族を支える者です。
こちらのブログ、グラフを何度も何度も見て、
日々心の支えとさせていただいています。
一度お礼をいいたくて、初めてコメント入れました。
家族も来月半ばにいよいよ全て断薬となります。
グリシンなど、早速同じものを取り寄せて飲んでいます。
辛い体験の詳細な記述、大変参考になりました。本当にありがとう。
これからのご健康とお幸せをお祈りしていますね。
coco大阪さん、こんにちは。
いつもブログを読んでくださっているという事ありがとうございます。
私の体験が同じ状況で悩んでいる方の励みになっているというのは私としてもうれしい限りです。
間もなく断薬を開始されるという事ですね。
抗不安薬を飲んでいた期間、飲んでいたもの、減薬期間、その他で離脱症状の状況は大きく変わると思います。
なるべく辛い症状が出ない事をお祈りしております。そして、私の経験ではどんなにつらい症状が出ても、いつのまにか、忘れている事に気づきます。
そして思うよりも1年という期間は長くはありません。ある意味、いつの間にかこんなに長く断薬していた・・・という感じでしょうか。
最初の3~4か月くらいまでは私の場合は1日が長く感じましたが、その後は結構はやく進んでいます。
必ず最後には普通の生活に戻れますので、その日を楽しみに頑張ってください。