理解力・記憶力の低下が進行中
本日メイラックスの断薬を開始してから389日目です。
理解力と記憶力の低下が進む
他のブログでも同じ症状になった方が一様に書かれていましたが、理解力と記憶力の低下が進んでいます。正直、かなり苦しいです。いわゆる体感的な離脱症状は大分減っていますし、種類も大分限られてきましたが、この部分は一気に進んでいる感があり、自分でも気が抜けないと感じてきました。
そして、ついに家賃を支払い忘れました。
たかが家賃、誰でもあるよと思うかもしれませんが、20年以上支払ってきて初めての事です。しかもカレンダーにも入れているし、同じ日に払う他のものは振り込んでいました。つまり家賃のみすっぽりです。
偶然、月初の仕事をしている時に会計ソフトをチェックしていて「もしかして払ってない?」と思ったのですが、その時でさえどちらか分からずに、日々の記帳したものをチェックして確認した次第です。参りましたね。本当に。
理解力というのは物事に対する判断力が下がっている事、計算力など暗算も小学生よりも低いレベルに落ちています引き算がこんなにきついとは思いませんでした。もちろん足し算も同様です。
判断力が下がっているのでやる事が重なると今何をやっているか分からなくなる事もしばしば。まさにシングルタスク特化型人間のような状態にて、これが治るのか、あるいはいつまで続くのか心配でなりません。
名前を思い出せないのは既にデフォルトで、思い出せると「よくやった!」と思うようになったくらいです。たいていの知っている芸能人の名前は出てきません。出てきても苗字だけとかですね。下まで出てくることはかなり有名な方だけです。
いや~、こんなにきついとは思いませんでした。思い出す事については、あえてそういう思いだすという事をしないようにすれば、「今」を生活するのは何とかなるのですが、それぞれの能力が下がっているのが自分で手に取るようにわかっている今、それがどうなっていくのかとても気になります。
最近はランニングを始めたり、その他新しい事も前向きに始めるようにしましたので、そういう意味では7月はかなり今までと違う生活になってきたのは確かですが、この判断能力の低下している時にやっていいものかと悩む事もあります。
先の見えない恐怖と戦っているような状況です。本当にきつい・・・。
“理解力・記憶力の低下が進行中” に対して6件のコメントがあります。
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管理人様、詳しい回答をありがとうございます。
投稿したときに気づいたのですが、詳細を忘れていました。
服用期間は約5年間、18の時からメイラックスを服用していました。1.5、1.0、0.5と推移していき、断薬に至ります。過去にSSRIを変更する際にメイラックスの服用も中止したことがあり、ひどい希死念慮に襲われましたが、その時は変更したSSRIが相当合わなかったのだと思っていました。今にして思えばメイラックスの離脱症状だったのですね(実際にSSRIをやめたときはめまい程度しかありませんでした)。
主症状が、思考力の低下などから始まったため、その反跳症状とも思えますし、管理人様がおっしゃられるように、長期服用による影響ともとらえられます。しかし、5年が果たして長期服用なのか微妙なところで、3,4週間という基準からみれば長期ですし、他の断薬者の方からすると短期と言えなくもなく。そういった方を見ても、認知機能の低下について強く訴えている方はおらず、いても頭が働かないと簡潔におっしゃられているため、そこまでひどくないのか、自分が細かく考えすぎているのかと悩んでおりました。(つまり、服用期間あたりの低下具合がよくわからないので、ベンゾのせいなのか決めかねています)。
確かにMRIは再度受けたほうがよさそうですね。自分の性格ですから、MRIに異常がないことがわかっても、MRIは精密じゃないとか何かと理由をつけそうですが、そこは認知の歪みとして直していきたいと思います。
やはり、認知機能の低下は怖いですよね。そう考えたら、MRIを受けるのが怖くなってきました。脳が委縮してたら発狂しそうです。
ありがとうございました。
きぬはたさん、こんにちは。
5年の服用期間なのですね。ちなみに何年飲めば長期服用になり記憶障害などの副作用が出る・・・という決まった指針はありません。
あくまであれも「出る可能性がある」と言う事ですので5年の服用期間で出ても当然おかしくありません(というか十分長いですけどね^^;)。
6年の私でやめる際にあれだけ出ていたのですから5年で服用中に出てもおかしくはないと思います。
きぬはたさんの場合かなりの確率で薬が原因だと私は予想していますので、尚更MRI検査を受けずに悶々とするよりも受けて原因を明確にした方が前向きになれると思います。
とにかく、今の状態は断薬者に物凄くありがちな「あれこれ悪い事を想像する」タイミングだと思いますので、怖くても勇気を出して検査を受けるのが良いでしょう。
悩むなら受けた結果を見てからでも十分だと思います。
どんな結果にしても、今よりも分かる事が多くなる事で安心できる事もあると思います。不要な不安は本当に意味がありませんので。
まずは目の前の一歩を進んでください。
ありがとうございます。確かにここ最近悩みだしました。
卵が先か鶏が先か、そんな感じの答えを出しようもない思考にとらわれていました。ふとした瞬間にとらわれるため、何かそんな思考を忘れられるものを探しています。
管理人様が記事にされていた、調子が良い日は症状が気にならなくなるというやつです。
実際、症状が本当の意味で気にならなくなれば、症状が出ていてもないとの変わらないと思いますし、そういう意味では、断薬成功は症状が気にならなくなる時期に設定しました。
管理人様は6年だったのですね。10年以上飲んでいるものと勝手に思い込んでいました。いろいろごちゃ混ぜになっていますね…。しかし、6年できついならば5年もきつい可能性はありますよね。安心したというのも変な話ではありますが、明日勢いに乗って検査を受け、不安を払拭してきたいと思います。
きぬはたさん、頑張ってください!
私は6年だと思います。実はいつも書くとき何年だったか忘れてしまうこともよくありまして^^;
結構年とってから飲み始めたので。
初めまして、3月の始め頃に断薬したものです。
理解力、記憶力の低下について著しいほどの不快感と悩みを抱えています。
私は、ベンゾジアゼピンの悪影響に気がつき辞めたというよりは、薬を飲んでいても一向に改善しないどころか悪化していることに疑問を持ちやめました。
つまりベンゾジアゼピンを断薬する前には既に症状が悪化していて、辞めても悪化しているのですが、これが原疾患の悪化なのかベンゾジアゼピンによるものなのわからなくて困惑しているのです。辞めたら症状が出てきた、なら分かりやすくてよいのですが、悪くなって来たから辞めたというパターンです。
管理人様もどこかの記事で仰られていましたが、理解力や記憶力の低下は、意識がある分恐怖が強いです。そして、理解力の低下が「何が怖いのかを言語化しにくい」ことに繋がり、恐怖が認識できない混乱状態でわをかけてストレスです。
そして、これらがベンゾジアゼピンの服用で収まるという保証がどこにもないこと。また、反跳症状と思われる症状が認知機能面以外見当たらないこと。他の人と比べ身体面より認知機能問題が全面に出すぎていることから(他人と比べることはナンセンスであるのを承知していますが)、気が狂いそうです。
つまり、別の病気なのではないかと不安になります。
突然冷静になって、そんなはずない、そうだったとしても治療法なんてないのだから、日々出来ることをやるしかないと落ち着くのですが、同様に突然ぐるぐる思考にかられます。(そして言語化できないためストレスになる。)
ここ最近なんかは、理解力の低下の仕方が、統合失調症陰性症状の連合弛緩に思えてならず、戦々恐々としています。
そんなに怖いなら検査をしろという話ではありますが、検査をしても異常がないことは目に見えてますから、きっとこの症状を気にしないようになれば、そのうち自然と消えていくと思うのです。(気にしない症状はいつの間にか消えているため、気になるから症状が増幅すると思っています)
ですが理解力の低下ばかりは、人間は思考をする生き物ですからなかなか意識せずとはいかず、困っている次第です。
アドバイスをいただけないでしょうか?
きぬはたさん、こんにちは。
理解力と記憶力の低下に悩まれているようで、経験者としてもさぞきつい事とお察しいたします。
身体面よりも認知機能問題が特に全面に出ているという事で私もそういう時期がありましたので、一種の恐怖感を感じられているのではと思います。
さて、きぬはたさんの書かれた内容を読みまして、断薬を終えている私が客観的に感じた点を書かせて頂きます。
なお、あくまで一体験者の言葉ですので正しいかどうかも分かりませんし、これを読まれてきぬはたさんが何らかのアクションを起こした結果についても私は責任を取れませんのでその点はご了承下さい。
1.きぬはたさんがどれくらいの期間、ベンゾジアゼピン系薬を飲まれているか分かりませんが、離脱症状というよりも長期服用により現在の問題は起こっているのではないかと言う事
→記憶障害や理解力の低下は元々離脱症状だけでなく、長期服用時の副作用としても出る事は分かっています。
2.現時点の原因を調べるためには脳のMRI検査をされた方が良いという事。
→原因が見つからなければほぼ薬が原因となりますので、その際は時間はかかるかもしれませんが私のように緩やかに一進一退を繰り返しながらも改善へ向かう可能性が高いと感じます。私の日記でも毎日のように「芸能人の名前思い出しリハビリ」などをやっていましたが、そう言う事を地道に行って脳を動かすと良いかもしれません(あくまで我流ですが^^;)。
元々、ある程度の若さでの記憶障害や理解力の低下は若年性アルツハイマーの可能性があるわけですが、検査をする事でそのすみわけが出来るため、私ならば間違いなく検査を受けます。
とはいえ、私の場合には結構沢山のラクナ梗塞が見つかったため、さらに1年後の検査をする必要はありましたが・・・(1年後に増えていなかったので昔出来たのだろうという結論になりました。これはこれで爆弾ではあります)。
おそらく今の状態ですと、なんだかんだ薬のせいだとは思いつつもその原因を心の奥底では決めかねているのではというのが私の正直な気持ちです。
検査を受ける事で結果にもよりますが、薬が原因と断定できる可能性が高まるわけですから、そういう状態の方が心理的にも楽になると私は思います。
実際に、ひどい記憶障害や理解力の低下、集中力の低下を経験しましたが、今も言語障害や思った事が口からすぐに出ないなどの問題は多少はありますが、当時のひどい時期に比べれば極めて普通の人に近いと思います。
是非、原因を絞るべく検査を受ける事を前向きに検討される事をお勧め致します。