社会不安障害は引きこもってしまう

今回は社会不安障害と引きこもりの話です。

社会不安障害は自然と引きこもってしまいがち

実はこの「社会不安障害」と「引きこもり」というキーワードはよく検索される組み合わせなのですが、検索された方が「自分自身がそういう風に」進んでしまっている不安感を感じているのかなと個人的には考えています。

これはもうなってみると分かりますが、本当に自然な流れです。

特定のシーンがダメな社会不安障害の人はそういう自分にとってNGなシーンを基本的には避けるようになります。実際には避けるがためにますます悪くなっていくわけでもあります。

私がある意味幸運だったのは、自分が社会不安障害だと気づくのが遅かった事もあり、単なる尋常でない緊張という認識でいたため、苦手な状況を仕事でかなり体験する事になりました。仕事ですから逃げるに逃げられないわけですし、何度もやればいつかは慣れるだろうと思っていたわけです(その代り、相当な苦痛の中仕事をしていたのも事実です)。

現実にはそういう苦手な状況を1,000回以上もこなしてきましたが、たまに良い時もある程度くらいにはなりました。

話を戻します。

おそらくこのまま引きこもりになったらどうしようと思っている方もいると思いますが、実際にはこれを防ぐには外に行くしかありません。無理にでもです。

私の場合は、とりあえず予定がなくても外には出るようにしています。人と話すのが苦手な人はあえて家電量販店などに行って適当に商品を見て、店員さんが売り込みに来るのを待って会話の練習をするというのもありだと思います。

道行く人にいきなり話しかけるのはそもそも自然でもありませんので。私などは人との会話から離れているなと思う時はそういう場所になるべく出かけています。そうする事で、今よりも悪くしないようにしていると言えます。

少なくとも抗不安薬などを飲むとしても、認知行動療法はやるべきものです。苦手なシーンでの成功体験を積み重ねる事によって症状が少しずつとはいえ良くなっていくものです。それに「今日は大丈夫だった」という記憶が残ると次にもつながるものです。

もちろん、そんなうまく行く事ばかりではないのは皆さん自身も分かっていると思います。それで構わないと思います。私もダメな時、良い時を繰り返して何とか頑張ってきました。

無理やりにでも練習をする場を作るというのが良いでしょう。今回の例では家電量販店といういつでも逃げられるものですので結構気楽にできます。それこそ人前で仕事で話すというよりもかなり楽です。

そういう気楽な方から練習をしていけば良いのではないかと思います。

自宅に引きこもるのは簡単ですが、それが続くと、社会生活に支障をきたしてしまいます。苦手でも慣れていかなくてはいけないのはお分かりだと思います。いきなり大きな苦痛を得そうな事をする必要はありません。

まずは自分でも何とかなりそうなシチュエーションに飛び込んでいくようにして下さい。そうすれば引きこもりからは逃れられます。

まあ、私も人の事は言えませんけどね^^;

一歩一歩、少しずつ前へ。

きっと今よりも良くなる自分に出会えるはずです。