社会不安障害と断薬

社会不安障害(SAD)の私がデパスから始まった抗不安薬の投薬をはじめて約6年、2度目の断薬(デパスの後を継いだメイラックスの断薬)をやっている最中ですが、今回の断薬にあたり、いろいろな同じような悩みを持つ方のブログなども読んだりしました。

抗不安薬など飲まなければよかったと断薬時の離脱症状を迎えてそのように考える方も多いわけですが、私の中では今でも正解は出ていません。

社会不安障害を薬を一切飲まずに堪えろと言われれば、迷わず「無理!」と言ってしまうかもしれません。正直、それくらい生活へ与える影響が大きすぎるものだからです。

私の場合、投薬開始時の仕事がまさに、自分の苦手なシチュエーションだったという事もあり(それでもSADだとは思ってもみなかったので薬を飲まずに長らくいましたが)、正直、物凄く辛い日々でした。

しかし、現実としてデパスを飲んでからは「生活が楽」になったのは確かですし、それを否定する気はありません。

では、なぜ断薬をするのか?と言えば、一つには社会不安障害は治ったと思っていた事(実際には断薬により治ってない事が判明しましたが^^;)、そして、この薬を飲んでいると、たいして保険金額の高くない保険さえも加入が難しいという事を知ったからです。自分の中ではそんなたいそうな薬を飲んでいるつもりはなかったのですが、この手の薬は生命保険などに入るのはとても難しかったのです。

また、こういう薬を飲んでいるのは他人にはやっぱり言えなかったというのがあります。そのため、飲まない自分でいられれば、それこそ気持ちの上でも変われるかもと思ったからです。

現在、断薬4か月に入っていますが、先ほども書いたように、自分の中では多くのジレンマを感じています。そのまま薬を飲んでいても死ぬわけでもないし(というか楽)というのがあるからです。

薬は効いているけど、とにかく薬をやめたい!という方であれば、もう一度なぜやめたいかを考えた方が良いと思います。社会不安障害が完全に治っているならもちろん、やめる方が良いでしょう。飲む必要がないわけですから。

しかし、もしまだ治ってないのであれば、断薬後の自分を想像してそれが良いどうかを考えてみると良いと思います。あるいは、お勧めとしては、減薬を長く続けておくというのも手かなと思います。減薬期間が長ければ、それだけ断薬は楽になりますし、また、離脱症状も軽いのではないかと(勝手に)想像しています。

その上で、社会不安障害の発症の恐れが低いと思えば、断薬をすると良いでしょう。このブログで離脱症状の辛さをいろいろと書いていますので、もしかすると怖くなっている方もいるかもしれません。正直言えば、もう一度断薬後の最初の1ヶ月をやってみましょう!と言われたら、許してほしいと思う私ではありますが、ここでも書いているように、必ず少しずつ楽になってきます。それを乗り越えられるかどうかが重要です。

SADもきつい。そして断薬もきつい(実際には断薬の離脱症状がきつい)。いずれを選ぶかは貴方次第です。こんな私ですが、またいつ飲む必要性が出てこないとも限らないと思っています。

大事なのは「こうあるべきだ」と決めつけずに自分に多くの選択肢を残す事ではないかなと思います。

まあ、いろいろと反論のある方もいるでしょう。私も想像以上の離脱症状なので、「この薬め!」と思う事もありますが、しかし、それに助けられていたのも事実。問題は医師がこういう可能性もある事をあまり言わない事ではないでしょうか?薬そのものを責めても・・・とは思っています^^

なんかタイトルとずれてきましたが、まあ良いですね。今後も自由に書かせて頂きます。あくまでこのブログは私の所感です。病気についての感覚は人の感じ方によって変わりますからね。そのため、皆さんはあくまで一つの意見・考え方として読んで頂ければと思います。多くのSADブログを読んで、自分にはこれだ!と思うものを見つけてください。