デパスを飲んでみての変化

前回「初めての心療内科」というコラムを書かせていただきましたが、今回はその続編です。

心療内科でもらった薬への抵抗感

おそらく心療内科などへ行く事に抵抗がある方は私だけではないはずです。私もその思いが強く(認めたくないという思いが強いのです)、その結果として苦しみを軽減するのが遅れてしまったわけです。

今だからこそ言えますが、社会不安障害(SAD)、あるいはその疑いがある症状で悩まされているのであれば、迷わず心療内科に行かれる事をお勧めします。

さて、私ですが、病院の決め方は口コミサイトを見て決めたのですが、実際にはそれほどの口コミがなくほとんど勘で病院を決めてしまいました。あまり遠くの駅に行きたくなかったので、最初から地元の病院と決めていました。

ただ、今思うのはこの選択の仕方はあまりよくなかったかもと思っています(結果として3年経過後くらいに病院を変えていますが、その話は別途書かせていただきます)。

できれば病院はよく調べてから決めるのが良いと思います。但し、人にあうから自分にも合うとは限らないのが心療内科だと思っています。あくまで自分が信頼できるか、だと思います。

先生との話と投薬

前回の話で書きましたように先生は時間をかけて私の症状なども含めて聞いてくれました。柔和な笑顔であせらせる事なく私から上手に話を聞き出してくれたような感じです。

結果として病院は途中で変えましたが、先生そのものは好きでした。

さて、話を頂いたデパスの話に戻します。この薬を飲む直前まで躊躇っていました。そもそも、そんな不安感にきく薬って飲むとどうなるんだろう?とずっと思っていたわけです。ラリってしまうのではないかとかそんな事ばかり思っていましたね。

そして、勇気を出して1錠を口に運び飲んでみました。

デパスは商品名であり薬の元の名称は「エチゾラム」と言います。抗不安薬ですね。

実はこの薬、不眠とか肩こりでの処方される事がある薬だそうで、そう聞くと、飲んでもいいかなとか思ったりもしました。

ちなみに、それだけ眠気が襲ってくるというわけです。実際私は最初の1錠目は2時間くらいで眠くなってきたと記憶しています(服用後3時間で最高血中濃度に到達)。その後数年レベルで飲み続けましたので、最後の方は眠気はほとんど出ませんでしたが、慣れるまでは眠気が結構来るのは覚悟した方が良いかもしれません。

この薬は効き目が結構強くて、はっきりと「何か違うぞ」と分かるもので、何となくフワっとした感覚になります。そのため、不安感が弱くなります。ボーっとするからとでも言うのでしょうか。

ですので車の運転もこれを飲むなら基本はやめたほうが良いでしょう。

ただ、もう一つの特徴として6時間程度しか持続しません(短時間型)。つまり、6時間付近になると、いきなり薬が切れた感がするのです。そのため、次の1錠を飲まないといけないのです。そんな状態ですので、きっちりと一日3回飲んでいました。寝ている間は大丈夫ですので、まさに朝昼晩ですね。

このデパスの「切れた感」が薬の減薬を後々しようと思った自分にはとても苦痛になってしまうことになりました。

もちろん、飲み続けてもやめなければ良いのですが、誰しもいつかは減薬、そしてやめたいと思うものです。そうなった時にはデパスは向いていないと個人的には思いました。

但し、効き目は流石によく使われるだけあって強いので、これを飲むことで安心できる人も多いでしょう。個人的には癖になりやすい気がしましたが(癖になるかどうか心配な人もいると思いますが、私の数年の実感ではデパスはやめにくい薬だと思います)。

とはいえ、とりあえずこれを飲み始めた頃は、「薬で楽になれるんだ」と実感できるくらいになったのは確かです。

SADにはいろいろな薬がありますので、自分にあう薬に出会えるか、それと同じように自分に合う先生に会えるかというのはとても大事だと思います。

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